【移住前の農作業体験・12/26、27の記録】葡萄の木の枝そうじ

【移住前の農作業体験・12/26、27の記録】葡萄の木の枝そうじ

今年2019年春の移住を目指し、大阪から山形県の置賜地方に定期的に足を運んでいるモモです(詳しくはこちら)。

この年末年始も思い切って山形県で過ごし、冬の農園のお手伝いをさせていただきました。

今回からは12月、三度目の置賜ステイの農作業日記です。

本日記録する12月26、27日はまだ積雪前で、枝そうじを行いました。

 

葡萄の「枝そうじ」とは?

雪国の葡萄園では降雪前に粗剪定を行い、枝同士が重なったところに雪がたまって棚が潰れないよう備えます。

この作業は園主先輩がすでに11月中に終わらせていて、2月頃に仕上げ剪定を行うのですが、その間に休眠期管理の一環として枝そうじをするのだそうです。

枝そうじとは、巻きひげや果実の房のついていた跡で越冬する虫などの病原菌を、あらかじめ除去するための作業です。

具体的には、副梢や果梗、巻きひげをカットすることです。

 

 

園主先輩にやり方を聞いて、私も数種類の葡萄の枝そうじを行いました。

 

26日、ピノグリージョの枝そうじ

26日はまずワークマンに行き冬の農作業に必要な装備を整えて、ピノグリージョの畑に向かいました。

ちなみにピノグリージョは醸造用の葡萄で、密着果房と言われ一房の粒が多くびっしり実るため、お手入れが大変なのだそうです。

 

 

葡萄の芽の脇から出ている副梢、房を支えている果梗、そして巻きひげ。

芽を傷つけないよう注意しながら、これらを鋏で切り落としていきます。

 

巻きひげは風などから樹体を支えるために伸びてくるそうで、一房の実と同じくらいのエネルギーを使うのだとか。

毎度のことながら葡萄の巻きひげの力強さには驚かされます。

 

この日の仕事帰り、園主先輩が私に「忍者みたいだね」と言いました。

動きが俊敏とのことですが…

間違って芽を傷つけないよう、また切り残しがないよう、別角度から枝をチェックしながら進んだので、せわしなかっただけかと(笑)

相手は命ある植物なので、やはり「切る」という作業は慎重になりますね。

 

27日、甲州とデラウェアの枝そうじ

 

翌27日は甲州デラウェアの枝そうじを行いました。

園主先輩の説明は「昨日と同じね」の一言。

念のため先輩の作業を少し見せてもらってから私も作業開始です。

 

ダルマのようにぱんぱんに着ぶくれてます…

 

 

この日に実感したのは、当たり前のことでしょうが、葡萄の種類によって枝の感触が異なること。

今は目先の作業でいっぱいいっぱいですが、もっと観察を細かくしていけたらなと思います。

作業をすればするほど「もっとこの木のことを知りたい」という気持ちが強くなってきますね。

 

この日は前日に比べて“予測がつく”ようになりました。

ここに芽があるからここに副梢があって、次は何があって…というようなこと。

だからでしょうか、前日よりスピードアップしたと言われました。

経験同様、把握や理解が仕事効率を上げるのはどの仕事でも同じですね。

 

まとめ

 

二日とも天気が良く、冬でも外での作業はとても気持ち良かったです。

少し前まで体調を崩していたのですが元気になり、夜もぐっすり眠れました。

 

ところで園主先輩は自身が勉強熱心で頭の良い方ですが、葡萄のことを教える時は言葉少なです。

端的に指示した後は基本、放置。

私は畑では目の前の作業を正しく行うのに精一杯で、後から疑問点がわいてきたります。

よって知りたいことは自分からガンガン聞きに行ったり、帰ってから自分で調べたりしています。

このブログを書くことにして良かったと思うのは、そうして知ったことをここに記しておける時。

私は知りたがりで、何事も「なぜなのか」納得しないと気がすまない質ですが、そういう性格は農業に向いていると言われて秘かに嬉しい今日この頃です。