【移住前の農作業体験・9/13の記録】畑仕事で心身が健やかに!
- 2018.11.24
- モモ畑日記

来年2019年、大阪から山形県・置賜地方に移住予定のモモです。
現在はその準備期間で、実現するまでの道のりと、実現後の日々を記録するためにこのブログを立ち上げました。
移住を決意したきっかけは9月の山形訪問で(詳しくはこちら)、そこで体験した農作業の詳細や感想を綴っています。
今回は3日目の記録です。
シャインマスカットの収穫&箱詰め
前日同様、朝はシャインマスカットの収穫に行きました。
前夜の体調不良が嘘のように爽やかに朝を迎えられ、長靴をはく時、とてもワクワクした。
畑の雰囲気は場所によって全然ちがって、ここはしんとした静謐な空気。
本当に、たわわに実っていますね。
ふかふかの土と草を歩くのにも少し慣れてきました。
マスカットの重みを確かめる園主先輩。
この日は私、日頃お世話になっている方にシャインマスカットの詰め合わせを送ることにしていまして。
「○○さんに送る分は、とびきり立派なのを自分で選びなさい。」と先輩が言ってくれたので、真剣に吟味しました。
それを作業場で出してみると、とっても迫力のある房ばかり!
葡萄を育てたのは先輩だけど、自分で摘んで、包装して箱に詰めて、メッセージカードを添えて。
送る方のことを考えて働くのは、とても楽しかった!
シャインマスカットの発送
荷造りしたシャインマスカットを軽トラに乗せて、運送会社へ。
敷地の広さにいちいち驚いてしまう…。
置賜は空がとっても広いです。
私はよく宅配サービスを利用するのですが、「われもの」とか「ガラス ビン」とか「この面を上に」以外に、「ぶどう」と書かれたシールがあるのを初めて知りました。
産地には色んな果物のシールがあるんですね!
軽トラから箱を運ぶのを手伝い、自分が送る分の送り状を書きました。
翌日の夕方に届き、狙ったわけではないのですが「敬老の日のギフトをありがとう」とFBにアップされてた(笑)
とにかく美味しかったと好評でした!
尊敬する先輩の葡萄が喜ばれると、自分も嬉しいものですね。
ビニールハウスの撤収作業
朝食後は引き続き、ハウスの片付け作業を手伝いました。
マイカ線を解くのが前日より速くなった!
特に固い結び目をばらす要領が良くなりました。
そして先輩がビニールを外している間に、防風ネットを巻き上げる作業も引き続き。
ずっと上を見ているので首や腕が疲れるのですが、農作業って熱中すると本当に疲れを忘れる。
遠くから「休みなね。」と声をかけられる度にハッとします。
実は前日の作業で筋肉痛だったし、指も痛かったし、蒸し暑かった。
それでも集中できることに心地良さを感じました。
ビニールに溜まっている水がかかったり、なんか粉状のものが落ちてきたりしても、日に日に気にならなくなる。
カエルや虫にいちいち驚くこともなくなりました(巨大なのは除く)。
農作業と身体の調子
前日の夜に具合を悪くして迷惑をかけてしまった私ですが、毒素をすべて出し切ったかのようにこの日は元気でした。
それはもう「昨日までとは別人のような顔をしている。」と言われるほど。
早寝早起き、身体を使った労働、温泉、野菜と肉中心の食事。
やはりこれらのもたらすものは大きいのだと実感させられたのでした。
一日の終わりの贅沢タイム。葡萄をつまみにワインを飲む。
この細長い粒の葡萄、栽培の難しさで知られる高尾ですよ?
なんて美味しい葡萄だろうと思っていただいて、後に大阪帰って調べてみて分かった…。
園主先輩、ごちそうさまでした。
体調がすっかり良くなってお酒が美味しかっただけではなく、けっこう動いたのに脚が痛くならなかったのも嬉しかったです。
コンクリートの上を同じ距離歩いていたら、絶対痛くて大変だったと思う。
心身健やかになる気配を感じた3日目となりました。
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