【移住前の農作業体験・9/14の記録】葡萄畑の熱中とやりがい

2019年春、大阪市から山形県の置賜地方に移住予定のモモです。
日々少しずつ準備をしながら、移住を決意するに至った過程などをここに記録しています。
実現した暁には農園ブログになる予定で、それを楽しみにコツコツと動いているところです。
さて今回は、移住を考えるきっかけとなった9月の山形ステイ・4日目の農作業記録です。
ビニールハウスの撤収作業
2日目の体調不良はどこかにgone away~
暑い日でしたが身体は元気なこの日。
午前は引き続きハウスの片づけをお手伝いしました。
ビニールを外していくと、この状態↓から
この状態↓に。
見晴らしが良くなった!
棚の下には外されまとめられたビニールが見えますね。
ビニールを外す手伝いをすることで、ビニールハウスというものの仕組みを知りました。
それにしても大変な作業に見えますが、「時間や体力面でちょっと大変でも、結果が待っているからまったく苦にならないよ。」と園主先輩。
この考え方、というか見通し方は、私もとりいれていきたいなと思いました。
ナイアガラのお手入れ
この翌日は、契約しているワイナリーの方々が園主先輩のナイアガラを収穫にいらっしゃるということで。
午後はナイアガラ畑でその下準備的な作業を行いました。
立派に実っていますが、房の中には雨などで割れてしまった粒もあります。
そういった傷んだ粒を、鋏の先を使って房から取り除いてあげる作業をしました。
この辺りでは一般的に「くされとり」と言われているそうですが、園主先輩はこの表現が好きじゃないそうで。
「葡萄のお手入れだよ。」という言葉に葡萄愛を感じて、いいなと思いました。
手際よくスピーディーに作業を進めていく先輩。
私も鋏をお借りしました。
シャインマスカットを収穫する時もそうでしたが、仕事に使う道具を持つと、気持ちが引き締まる。
植物への責任を感じます。
一房一房きれいに仕上がるよう、色んな角度からチェックしながら畑のレーンを進んで行きます。
最初は西からの強い日射しがつらかったですが、いつの間にか気にならなくなるほど集中していました。
自分のやった場所を一応チェックしてみてくださいと頼みましたが、「大丈夫だよ、いつも正確だから。」と言われて嬉しかった!
そして実際、翌日に収穫されたワイナリーの方に園主先輩の丁寧な仕事を喜んで頂けたそうで、私もようやくほっとしたのでした。
農作業後の不思議
このような生活が私にとってまだ新鮮なものだから、というのもあるでしょう。
それをふまえても不思議に思うのは、身体は疲れているのに「早く横になりたい」とぜんぜん思わないこと。
なんせクールダウン代わりにダムに散歩に行きましたからね!
芝生や田んぼの色ってなんて美しいんでしょうね。
そして日帰り温泉でさっぱりした後は、健全におなかがすく。
パパッと簡単なものを作ってワインと一緒に。
毎夜、心身の満足度の高さに本当に驚く。
「今日を健やかに生きた」という達成感に満たされた4日間でした。
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