キジのいるぶどう園~畑に日本の国鳥が毎日やって来る!

キジのいるぶどう園~畑に日本の国鳥が毎日やって来る!

この四月に大阪から山形県の置賜地方に移住してきたモモです。

大阪北部地震から一年か…と思っていたら、山形で大きな地震が!私はこのブログ記事をアップしようとして見直しをしていたのですが、けたたましい地震速報の音と長い揺れに、まだ心臓がバクバクしています。

置賜の大部分は震度3~4、この辺は無事ですが、停電しているところもあるようですね。これ以上は何事もないことを祈ります。

こんな時にどうかなあと思いましたが、今回の内容は山形でのんびり暮らすキジの特集。和んでいただけたら幸いです。

以下、地震直前に書いていたものをそのままアップします。

 

ぶどう園にやって来る動物たち

私は大学の先輩が営む葡萄園で働いているのですが、昨年秋の農作業体験の時から気になっているのが畑を訪れる動物たち

冬に研修に来た際は、アニマルトラッキングに夢中になりました。

そんな雪の季節も過ぎ去り、春から初夏。動物たち本人が頻繁に姿を見せてくれるんです!

私もタヌキ、テン、ネコに会ったことがありますし、沢山の種類の鳥(タカ・カッコウ・アオサギ・シロサギ・ヒバリ・セキレイ・ムクドリ・ツバメなど)も見ることができます。

中でも毎日のように出会うのがキジ

引越して二ヵ月間、日々私を癒してくれるキジの大特集でございます。

 

 

日本の国鳥・キジってどんな鳥?

キジが日本の国鳥であることは知っていましたが、今まで身近では見たことがなく、記憶にあるのは天王寺動物園の檻の中の姿だけでした。

だから移住前、「冬以外はほぼ毎日、農園でキジを見るよ」と園主先輩に聞いた時は、楽しみで仕方なくて!

実際に一目見るとすっかり夢中になってしまったのですが、それはオスの綺麗な羽の色と、愛嬌を感じさせる行動によるところが大きいと思います。

 

真っ赤な肉垂、光沢のある美しいブルーグリーン…カラフルな野鳥が少ない日本において、オスのキジのビジュアルはどこか特別感がありますよね。

キジは同じキジ科のクジャクのように、オスとメスとで身体の大きさや色が全く異なります。

オスは鮮やか!


toraemonさんによる写真ACからの写真)

 

一方メスは保護色のような茶褐色で、オスより一回り小柄です。


toraemonさんによる写真ACからの写真)

 

繁殖シーズンになると、オスは1~3羽のメスを連れて歩いているので一夫多妻なのかと思っていましたが、メスは複数のオスの元に通うという説も…

ただ、さすが複数のメスをはべらすだけあって、キジのオスは男らしい性格だと園主先輩がよく言います。なんでも危険が近付くと、オスが声を上げて羽をバタつかせ威嚇している間に、メスを先に逃がしてやるのだとか。

おお!カッコいい!と思って聞いていましたが、実際にキジ御一行様に出会うと、オスがバタバタ右往左往している間にメスがさっさと逃げているようにしか見えなかった…(なお、園主先輩も最近では)。

 

なぜ右往左往状態に見えるかと言うに、キジは飛ぶのが下手だからです。飛べないわけではないのですが、バタタタタ!バタタタタ!と大きな音を立てて、低いラインで短距離のみ飛行します。

初めて見た時は、あまりに騒がしくて不器用な様子にびっくりすると共に、なにやら愛着が湧いてしまいました。

その代わり、キジは走るのがとても速い

時速30キロ以上で走れるそうで、軽トラの前を何か丸いものが疾走していると思ったらキジだったことも!小高い土の山から猛スピードで走り降りてくるところも見たことがあり、目が丸くなりますね。

 

ところで、キジの鳴き声はよく「ケーン」と表現されますが、私には「クェー、ケ!」と聞こえます。

引越して最初の朝、家の庭からキジの鳴き声が聞こえた時は興奮しました!

今では毎日「クェー、ケ!」を畑で聞いています。

もちろん声だけではなく、嬉しいことに姿も頻繁に目にしますので、続いては画像をお楽しみください♪

 

 

ぶどう園で出会うキジたち

春先に見かけた時は、まあまあスリムだったキジ。

農園の中をふつうにテケテケ歩く姿にたいそう癒されます。

 

 

キジは小高い所に登るのが大好き!

 

 

飛ぶのが下手だからか、よく高い場所から周囲を見渡しています。

置賜、特にうちの農園のある高畠はキジにとってパラダイスだろうなあ。エサが豊富なので、どんどん肥えていきます。

デート中のお二人。オス、丸い!

 

 

こちらはふと気付いたら畑の脇にいたキジ。

 

 

テケテケと道路を横断し始めた…

 

 

と思ったら、向こう側に着いた途端ドスン!

 

 

すっかり重くなられて息切れでもしているのか、お尻をついて座り込む姿に笑ってしまいました。

りんごの畑がよく似合うキジさん。

 

 

キジの声を聞きながら作業していると、のどかでいいなあとつくづく思います。

今日のように地震があったりすると、改めて”のどか”に暮らせることの有難さを実感しますね。

明日も自然に感謝しキジに癒されつつ、農作業がんばろうと思います。