楽しく便利な県民手帳♪「やまがた県民手帳」について語ろう!
- 2019.12.31
- 置賜関連の本

今年の春に山形に引っ越す前、私は兵庫→大阪→東京→大阪と暮らしてきました。
突然ですが、クイズです!
これらの都府県にはなく、山形県にはあるものは何でしょう?
…答えは県民手帳です!
「やまがた県民手帳」との出会い
皆さんは毎年の手帳選びに困ったことはありませんか?
私は今まで「コレ!」というのに出会えずに、年の瀬になると書店でうーんうーん悩む、というのを繰り返してきました。
さて今年の11月1日。
農作業の休憩でコンビニに立ち寄ると、レジ脇にコンパクトな手帳が山積みにされているではありませんか。
よく見ると「やまがた県民手帳」の文字。
そういえば去年、研修で冬にお邪魔した際、園主先輩が「やまがた県民手帳って便利なんだぜ」って言ってたなあ!これか!
実際に手に取ってみると、シンプルな手帳+豊富な資料で使いやすそう…と思っていると園主がスッと一冊お買い上げ。
後で見せてもらって私も買おうと計画していたら、気付くと自分のバッグの中に!
そんな園主先輩のイタズラのおかげで、目出度く我が家にやまがた県民手帳がやってきたのでした♪
「県民手帳」はどこにでもあるの?
調べてみると、ほとんどの県には県民手帳なるものが存在するんですね!
しかしここ10年で私が暮らしてきた兵庫県・大阪府・東京都には存在しないので、全く知らなかったのです。
2019年現在、オリジナル手帳がないのは東京都・北海道・大阪府・京都府・兵庫県・神奈川県の6都道府県。
どこもマンモス自治体ですから、資料をコンパクトにまとめるのに苦労しそうですね(かつて京都にはあったようです)。
ところで、ほとんどの県民手帳が400~800円で購入でき、リーズナブルなのも魅力です。
県民手帳コレクターが存在する、というのもなんだか頷けますね。
2020版「やまがた県民手帳」の作り
では2020年、令和2年版のやまがた県民手帳の詳細をご紹介します。
表紙カバーはモスグリーンとパールホワイトの2色。
ずっとブラックだと思っていたのですが、この↑帯にあるアンケートに回答したらモスグリーンと書いてあり、まじまじと見直してしまいました…。
明るいところで見ると確かに、すごくダークなモスグリーン!
この渋い表紙をめくった見開きには山形観光マップ。
画像ボケてて申し訳ないですが、「ここにダムがあるんだ~!」「この温泉に行ってみたいな♪」などワクワクしてけっこう見ちゃいます。
山形県民の歌や山形県のシンボル紹介などがあり、一年のカレンダーが続きます。
手帳としてはまず、各月の予定表。
その後に週ごとのスケジュール表。
このページにはメモリだけが15個打ってあるので、7~22時とか8~23時とか、それぞれの生活パターンで時刻を自由に決められていいですね。
4行あるので日記的にも使えます。
これが2021年の3月分まで続いた後は
このようなフリーページが23ページ分あります。
こういう余裕が大事なんですよね~、手帳って。
その後は住所録が4ページ。
今どきデータ管理でしょーと思う方もいるかもしれませんが、そのデータが飛んだ時のために私は“絶対に必要な方”の情報は手帳に書きたい派です。
頻繁に連絡はしないけど重要な人物っていますよね。
24人分の住所等を記入できるようになっています。
そして手帳部分の最後には、時刻表が1ページ。
項目が発車時刻と行き先だけなので、バスでも電車でも自由に書き込めます。
スマホ時代ですが、年配の方には便利な1ページなのかもしれません。
「やまがた県民手帳」資料編の充実度がスゴイ!!
手帳部分の次には資料編が続くのですが、その豊富さには本当にびっくりしました!
目次だけでこんなに細々。
それもそのはず、この手帳、山形県統計協会が発行していますからね。
統計資料編・名簿編・レジャー資料編・生活資料編の4つに分かれており、勉強になる知識から山形雑学、実用的な生活情報に至るまで、様々な山形案内がギッシリ詰まっているんです。
子どもの頃から社会科の資料集が大好きだった私には飽きない読み物のよう。
各市町村の統計資料は興味深いですよ。
特に面白いと思ったのは「主な山形県全国ベスト3」というコーナー。
3世代同居率が1位なのですが、置賜地方だけ見ても山形の住宅(一軒家)って本当に大きいから、なるほどなーと思ったり。
しょう油の年間支出金額が1位、しかもぶっちぎりなのは、みんな大好き丸十大屋「味マルジュウ」1.8Lのおかげかなーと思ったり。
(県外の皆さま、参考までにこちら↓です。美味しい煮物ができますよ!)
落差5m以上の滝の数が230箇所で1位というのも驚きで、水辺好きの私には山形が一層魅力的に見えてきましたね。
…と、社会で習う内容からそうじゃないのまで、山形の色んな側面が見えてきて楽しいです。
生活資料編には実生活に役立つ情報も満載で、私はこのページだけでも「やまがた県民手帳」を買う価値があると思っています。
中でも7ページに渡るくらしの相談ダイヤルでは、税金や生活、保健や医療、労働・就職から犯罪まで、あらゆる悩みやトラブルの相談窓口が一覧になっており、どこに相談したらいいのか分からない時の大いなる手助けとなります。
私は今年、どこの病院の何科に行ったらいいか分からず、激痛に耐えながらネット検索をしたことがあるのですが、この一覧を見たら「最初からここに電話すれば良かったのか!」となりました。
また、そもそも「こういう案件に相談窓口が存在するんだなあ」と初めて知るものもあり、いざという時の助けに心強いページだなと思います。
そんな手帳の最後の方にはこんな1ページも。ご当地キャラ紹介!
新庄市のかむてんじいちゃんとはTwitterでフォローし合ってますが、あとは農園のある高畠のたかっき・はるっき以外、初めて見るのもいっぱい!
可愛いのからブキミなのまで色々いらっしゃいますね~。
こんなページからでも各市町村への興味が広がっていくのも、県民手帳の良さですよね。
県民手帳の購入先
「やまがた県民手帳」は山形県内の書店・コンビニ・ホームセンターなどで発売されています。
定価は税込み600円。
素晴らしくコスパがいいと思います!!
山形の発行部数は長野県に次いで2位だそうで、軽く3万部以上が売られています。
令和元年も本日で終わりますが、「しまった、まだ手帳買ってない」「県民手帳に興味ある」という方はぜひ探してみてください。
山形版以外にも見てみたい方は、楽天市場やロフトで購入できる県民手帳もありますよ。
明日から手帳も一新、充実の書き込みができるといいですね。
それでは皆さま、良いお年を!
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