医療は都会>田舎とは限らない!大阪では不明の病が山形で判明した話

医療は都会>田舎とは限らない!大阪では不明の病が山形で判明した話

今年の春、大阪から山形県の置賜地方に引っ越したモモです!

この思い切った移動の背景には色々ありましたが、あまりに体調が悪く精神的にも追い込まれていたため、環境の良いのどかなところで暮らしたかったのも理由の一つでした。

メンタルまで追い詰められたのには訳があります。

ピンポイントで左下腹部に鋭く強い痛みがあるのに、いくつ病院に行っても原因が全く特定できなかったのです。

 

大阪市内の病院をたらい回し状態に

 

ちょっと生々しい話をしますが、左下腹部=左の卵巣だという自覚が当初から私にはありました。

卵巣に引きちぎられるような激しい痛みがある→婦人科の検査で原因が見つかるだろう、と考えたのは自然なことだと思います。

ところが。

近所の婦人科を受診すると、特に異常はなし。

卵巣近くの臓器の可能性もあるから内科へと言われて行くも、異常なし。

患部が股関節に近いから、実は関節の炎症を勘違いしているのでは?と言われ整形外科へ行くも、異常なし。

位置的に鼠径ヘルニアの可能性もあると言われ外科でCT検査するも、異常なし。

外科で「やっぱり婦人科ちゃうか?も一回行ってみ?」と言われて振り出しに戻る…。

疲れ果てつつ最初の婦人科に行くと、筋腫の癒着があるかもしれないからと、その手術に実績のある大阪の総合病院を紹介されました。

 

大阪の大病院にて、著名な医師による診察の結果

患部をサクッととれば痛みは消える、これで解放される!と思ったのも束の間。

婦人科でMRI検査を受けると、またも結果は異常なし。

ウッソー!?こんなに患部が明確なのに?じゃあなんで痛いの!?と混乱。

同じ病院内で消化器内科の部長先生に回されるも、精密検査をするまでもなく
「ごめんやけど、力になれへん。これはな、神経やら脳やらの問題やと思うわ。医者が何でもストレスのせいにするのはあかん。けどな、ここまでの検査結果すべて見たけど、きれいやもん。無意識レベルで何かあるんとちゃうかな。」

という訳でついに精神科に回され、【卵巣に病原はないが神経が過敏すぎて痛みを感じている】という納得のいかない診断をくだされるも、藁にもすがる思いで合わない薬を飲み続けました。

当然痛みは続き、見当違いな薬の副作用もあり、体調は悪化の一途でした。

 

しかしどこかで私は思っていました。

「大阪のこの病院のこの先生によく診てもらった結果なのだから、ここで分からないことはどの病院へ行っても分からないだろう」と。

諦めにも似た気持ちですが、大都会の大病院の大先生の診断結果なんだからきっと覆ることはないのだろうと。

本当にそうでしょうか?

答えはNOです。

 

都会の病院の診断結果を引きずって

さて、山形県に引っ越す際に紹介状を書いてもらった私は、置賜の精神科でも合わない薬をもらっていました。

もちろん効き目は皆無です。

しかも神経とか脳とかの問題と言われると、まるでこの痛み自体は錯覚だと判断されているようで、どんなに痛くても病院に行くのをためらってしまいます。

泣き叫びたいほど痛いのに、「痛い」と口にすることにすら罪悪感を覚えてしまうのです。

しかし、ついに限界が来てしまいました。

 

救急車で運ばれる事態発生!判明した真実

ある日の深夜、痛みが我慢の限界を超え、のた打ち回りながら119に電話。

救急車で総合病院に運ばれ、再びMRIの検査を行いました。

その日の担当は婦人科ではない、まだ大学卒業ほやほやの若い先生で、正直私は内心「どうせまた何も分からずに終わってしまうんだ」と諦めていました。

ところが、点滴による痛み止めで朦朧としている私に先生はこう言いました。

「左の卵巣がかなり腫れていてのう胞があり、そこから出血しています。」

 

この時私は叫びたかったです。

やっぱり!!

ほら、やっぱり左の卵巣じゃん、婦人科じゃん。

大阪で何件も病院行って、いくつもの科をたらい回しにされたの、何だったの!?

医療費いくらかかったと思っているんだーっ!!

 

やっと、本当にやっと痛みの原因を特定できてからは、適切な治療を受けてだいぶ腫れと痛みが落ち着いてきました。

ちなみに手術も検討されましたが、今の年齢で手術をしてしまうと後遺症や更年期障害が重くなる可能性が高いので、まずは薬で症状を緩和させようとのことでした。

まだしんどい時もありますが、半年前に比べると3割程度の痛みです。

 

まとめ

以上、都会の最先端の病院で見抜けなかったことが田舎の総合病院であっさり判明した体験談でした。

ひたすら痛みに耐えた期間は何だったのか…もっと早く治療を始めていたら今頃…などと考えてしまうこともありますが、一つ言えることは引っ越して本当に良かったということです。

だってあのまま大阪にいたら今でも精神科に通院しているかもしれませんからね。

 

というわけで、医療面においては「都会に住んでいるから安心」とは一概には言えません。

もちろん都市部のほうが医療機関も医師も多く、設備の充実度も高いでしょう。

しかしそこで必ずしも病気が治るとは限らないばかりか、病気が見つかるとも限りません。

また田舎にも優秀な医療機関や医師は必ずいます。

つまり難病や特殊な事情を持っている方を除き、引越しや移住の際には病院についてあまり気にしなくて大丈夫だよ、というお話でした。