初めての家庭菜園その3~超省エネ(?)で美味しく育つオクラ編
- 2019.08.15
- 家庭菜園

この春に大阪から山形県の置賜地方に移住、ぶどう園で働いているモモです!
この夏は家庭菜園にも初挑戦、これまでラディッシュ編ときゅうり編をまとめてきました。
今回は栄養豊富な夏野菜・オクラ編!
実は予備知識を入れずに育てたため、本やネットに書いてある育て方よりだいぶ手間を省いてしまったんです。
それでも次々に収穫できて豊作状態。
なるべく手数をかけずにオクラを育てたい方の参考になればと思います!
自己流だけど!簡単なオクラの育て方・種まき~開花前
5月8日、培養土を入れたプランターに種を植え、7日後に発芽しました。ちっちゃな双葉が見えるでしょうか?
ネットなどには3~5日後と書いていますが、必ずしもそうではありません。
またよくオクラの種は一晩水にひたしてからまくと発芽しやすいと言われますが、ひたさずそのまま植えました。
種まきから19日後の様子。
このままでは密集しすぎなので、数日後、本葉の数が増えてきた頃に1株を間引き、残り3株を畑に移植しました。
畑の土作りも難しいことは一切せず、前日に耕耘機をかけただけ。
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また「本葉が3~4枚になったら1本立ちにする」と後になって読んだのですが、我が家ではそのままです。
ポットに残したのは4本立ちで、
畑のは2本立ち。
しかも通常は支柱を立てるそうですが、立てずとも問題なく成長しています(もちろん立てたほうが安心ですが)。
すぐ脇が草ぼうぼうなのは見逃して…と言いたいくらい、この頃は家庭菜園に手間をかける暇がありませんでした。
それでもすくすく伸びるオクラさん。
追肥は計2回、こちら↓の有機肥料を与えたのみでした。
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ただ水やりだけは朝夕の二回、きちんと行っています。
畑に移植した3株のうち1株は低温が続いた時期にだめになってしまいましたが、畑の2株とプランターの1株は今も元気いっぱいです!
オクラの花の可憐さに感動!
ところで皆さん、オクラの花を見たことがありますか?
私は今回初めて見ましたし、こんなに綺麗な花が咲くとは思わなかった!
上品なクリーム色の奥に見える赤紫。
オクラの花は1日花で、朝咲いたら夕方にはしぼんで落ちてしまいます。
開花を見逃してしまうこともあるので、2つ同時に咲いていた時は嬉しくて跳び上がりました♪
畑のオクラも。暑さに負けず清楚に涼やかに咲く様には目を奪われます。
オクラの花は食べられますが、もったいなくて私には無理でした。
オクラの実の付き方と収穫
さて、花が落ちるとそこが実になり大きくなっていきます。
オクラの成長は実に速く、一週間もしないうちに食べごろに。
スウッと空に向かって立っているのがかっこいいなと思いました。
オクラはチクチクするイメージでしたが、収穫時は直接手で触っても問題ないほど柔らか~。
花梗は固いのでハサミで切り収穫します。
多い日は1日5本、少なくても1、2本と、コンスタントに収穫できています。
自家製野菜はなぜこうも美味いのか
オクラの収穫量が思いのほか多く、ほぼ毎日食卓を飾ってくれています。
素麺に散らしたり、
ツナとサラダにしたり。
そうそう、とろろに混ぜてご飯にかけて食べたのがすごく美味しかった!
夏バテ気味でご飯が進まない時にオススメですよ。
夏野菜カレーにもたっぷり入れました♡
でも一番美味しいのはオクラが主役のシンプル料理。
茹でたオクラにごま油と塩昆布をまぶしただけですが、オクラの甘み・旨味のおかげで絶品になりました!
まとめ
初めてオクラを植えて感じたことは、「私、オクラについて何も知らなかったんだなあ」ということ。
オクラの花、オクラの実の成り方…新鮮な驚きがたくさんありましたし、けっこう長い期間採り続けられるのにも感激しているところです。
オクラを1本収穫するごとに下の葉を切り取っていくというセオリーも知らず放置してきましたが、次々に花を咲かせてくれるので、繊細そうでたくましい。
美容や健康に欠かせない夏野菜をひと夏買わなくてもいい、というのは家庭菜園の嬉しい成果です。
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