【ぶどう販売奮闘記】サニールージュの粒パックを売ってみた!

【ぶどう販売奮闘記】サニールージュの粒パックを売ってみた!

大阪から山形県の置賜地方に移住し、大学の先輩が営むぶどう園で働いているモモです!

園主先輩が栽培しているのは醸造用がメインですが、生食用のぶどうも順調に育っています。

今をときめくシャインマスカット、芳醇な香りの藤稔、甘みと酸味のバランスが絶妙なピオーネ、etc.…

そんなメジャーな大粒ぶどうたちに比べると存在感は小さいものの、色がきれいで粒が可愛く、上品な甘さが広がるある中粒ぶどうがあります。

その名もサニールージュ、私の大好物なんです。

そしてこのぶどう、園主先輩に好きに売っていいと言われたので、ちょっと頑張ってみましたよ。

「サニールージュ」をどう売ろう?

実はこのサニールージュ、8月末のある日に一斉収穫を行わざるを得なかったんです。

というのもハクビシンに食べられる害が相次ぎこちら参照)、完熟でぶら下げておくと被害が増えるだけ…

ならば一気にもいで、一気にさばいてしまおうという訳です。

それにしても可愛いサニールージュさん。ルビーを思わせる赤紫の果皮にツンとした楕円形のフォルムは、気品さえ感じさせます。

 

 

しかしシャインマスカットや巨峰のような知名度があるとは言い難く、需要が読めない商品を販路のない私が個人で売るには送料がネックになってしまいます。

そこでサニールージュが初見の方でもお試し的に買いやすい価格で発送するため、クロネコヤマトさんの宅急便コンパクトを利用することに決定。

宅急便に比べると宅急便コンパクトは送料も少し安く、また指定箱があるので梱包しやすいと考えました。

宅急便コンパクトには2種類の専用BOXがありますが、こちら↓の縦20cm×横25cm×高さ5cmの箱を使います。

 

 

そしてこの箱では房を送れないので、サニールージュはすべて果梗から切り離して粒パックを作って売ることに!

100均のセリアに行き、宅急便コンパクトに無駄なく収まるプラスチックのパックを探しました。

そして作ったのがこちらの粒パック。

 

 

1パックだいたい330g、これを2つ並べて入れるので約660gのセットになります。

価格設定に迷いましたが、園主先輩とも相談し、送料込み1500円に決定しました。

除草剤不使用、減農薬で栽培していますから、決して高くはありませんが…さあ、売れるでしょうか?

 

フリマアプリ「メルカリ」で販売

 

販路のない初心者が最も売りやすいのがフリマアプリ。ということで、まずはメルカリにこの粒パックを出品してみました。

私は移住前に荷物を減らすためメルカリを使い倒したので、実績はあるけれど生モノの販売は初めて。

それにあまり浸透している品種じゃないせいか、【いいね】を押して様子見の人が多い感じ。

一日に100人以上の訪問があるにもかかわらず、初日は売れず…不安になりかけましたが、翌日にめでたく購入していただきました!

買ってくださったのは九州の方で、届くまで中一日を要します。クール便でもないので味が変わらないまま届けられるか不安もありましたが…

「甘いです!すぐになくなりそうです。」というメッセージをいただき、好評価で取引終了。

これには心底ほっとしましたね。

 

SNSを利用してリア友に宣伝

 

さてメルカリで半日売れない間にどんどん心もとなくなり、実は私個人のFacebookにも宣伝記事を投稿していました。

ふだん私は「聞かれるまで自分のことは絶対話さないよね」と言われるほどで、近況なども全くアップしていなかったので、「いつの間に山形に!?いつの間に農業を!?」驚いた友人たちからかなりのリアクションが。

山形市や仙台市に住んでいる学生時代の旧友がわざわざ農園まで会いに来てくれたのは、実にありがたく幸せなことでした。

また遠方の友人には2セット、3セットでお買い求めくださる方もいらっしゃり、サニールージュの粒パックはめでたくソールドアウト!

嬉しいよう!皆さま、その節は本当にありがとうございました!!

 

まとめ

私はぶどう園で働いていて農業に携わっていますが、女です。

元体育会系なので根性はありますが、小柄で非力な上ちょっとした病状のせいで今は体力もなく、力仕事はあまりできていません。

ですから、売上という目に見える形で園に貢献できることは本当に嬉しい。

うちの園の安全で美味しいぶどうを新たなお客さんに知っていただく機会になるので、お客さんと園にとってwin-winの取引になることを最も意識しています。

 

今回のサニールージュ販売については、宅急便だと100サイズになってしまう大粒ぶどうの詰め合わせに比べ、宅急便コンパクトで送れる粒パックは値段的にも買いやすかったのだと思います。

今後、形があまり良くならなかった大粒ぶどうを売るのにも使えそうです。

 

サニールージュはカサかけと収穫しか私はしていませんが、それでも自分で少しでもお世話したぶどうを出荷できるのは、やりがいの感じられること。

端くれではあっても、農業の世界でこのようなやりがいを持てたことは、本当に幸せです。