一日ドライブが楽しめる!山形県置賜地方の白川ダムとその魅力

大阪から山形県の置賜地方に移住してきたモモです!
先日のGW明け、白川湖の幻想的な水没林を見に行ったことは書きましたが、もう5月も半ば。すでに田植えが始まっていますから、あの風景が見られる時期はそろそろおしまいでしょうか。
しかし、白川ダムの魅力は水没林だけではありません。
今回はさらにダムとその周辺の感動について綴っておきたいと思います。
森林文化を育む「源流の森」
様々なポイントで車を停めて水没林を堪能した後は、「源流の森」を散歩しました。
源流の森センターやアトリエ、ロッジに炊事棟といった施設がまとまっており、周辺をのんびり歩くことができるようになっているんです。
久しぶりにアメンボを見ました。いっぱいいた!
GW明けはまだ空気が冷たいけれど、清々しくていい匂いがして歩くのに最適です。
カタクリの花がたくさん。
この「源流の森」では、森林・冒険・陶芸・クラフトの4つの教室がGW~11月まで常設されており、月曜以外はいつでも参加できるようになっています。
丸太とロープの冒険教室などは、子どもにとっていい思い出になりそうですね。
ところで、関西ナンバーの車はやはり珍しいようで、駐車場で隣に停めた方に話しかけられました。
移住してきたばかりなどと話していると、ご近所の方ということが分かってびっくり。
置賜出身の方でしたが、白川湖を訪れるのは初めてだそうで、「こんなに素晴らしい所があったなんて!」と感激されていましたよ。
野生のサルに会える!白川湖を南から北へドライブ
私はダムを訪れたら必ず天端道路を歩きたくなるので、源流の森を散策した後は、白川ダムの管理棟に向けて北に車を走らせました。
すると思いがけない出来事が!
前方の柵の上で何か白っぽいフサフサしたものが動いたと思ってよく見ると…サルの背中!
車が近付く頃には大半が隠れてしまいましたが、15頭以上の群れでした。
背中に子どもをおんぶしているこちらのお母さんサル。
よく見るとおなか側には赤ちゃんもしがみついてる!
意外なことに子連れのサルがいちばん悠々と歩いておりました。
置賜では野生のサルが道端に出てくるのは珍しいことではないようですが、私は昨年の準備期間も含め、今まで一度も出会ったことがなかったんです。
この日はラッキーでした♪
さて白川湖、水没林の見られる湖岸公園付近だけが見どころではありません。
50,000,000トンもの総貯水量で置賜随一の規模を誇るダムは南北に細長く、どこまでも絶景が続きます。
場所によって変化する湖水の色にも注目してほしい。
このスポット↓は神秘的だったなあ。
赤い橋とのコントラストはひときわ鮮やかでした。
少しグレーがかった優しい緑色が大好きです。
ダム管理棟と天端道路
湖畔ドライブを楽しみつつ、管理棟のあるエリアに到着です。
水没林の見られるエリアは自然の雄大さと美しさに圧倒されますが、やはりダム。自然と人工物の融合具合も見どころだと思います。
こちらは給水塔の一つ。
放流の様子です。
白川ダムは綱木川ダムと同じくロックフィルダム。
天端道路を歩いてみると…
ロックのすき間からタラの芽が生えていた!
天端の中央付近から。きーれーいー!!
振り返るとダムの管理棟が見えます。
管理棟の展示室は無人ですが、自由に見ることができるようになっています。
ダムの構造についてはもちろん、昭和42年の羽越豪雨の資料や白川ダム周辺にいる生物などの展示があり、興味深いものでした。
まとめ
幻想的だったり雄大で力強かったり。
綱木川ダムに続き、また置賜で素晴らしいダムに出会ってしまった!とそれはもう感激の嵐が止まぬ一日でした。
山やダムが同じ景色を見せる日は一日たりともありません。
今回はGW明けに行ったためまだ雪も残り、緑が芽吹く前の木々も多かったですが、濃い緑や紅葉の季節にもまたぜひ訪れてみたいと思います。
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